<バスケットボール・BSN杯兼U14新人大会:新潟清心女子78-39長岡大島>◇女子決勝◇23日◇新潟市西総合スポーツセンター

女子決勝は、昨年準Vの新潟清心女子が長岡大島に78-39とダブルスコアで5年ぶり2度目の優勝を手にした。主将の石田芽唯(2年)がケガを乗り越え試合に出場。体を張ったプレーでチームに貢献した。

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石田は「素直にみんなと試合できたことに感謝しています。うれしいです!」と喜んだ。持ち味であるドライブとジャンプ力を存分に生かし、リバウンドも含め、体を張った思いっきりのあるプレーを見せた。「自分のシュートが外れた時は、みんなが拾ってくれた。みんながシュートを外したときは自分が全部拾おうと思っていた」と試合を振り返った。

コロナ禍で練習試合の数が圧倒的に不足。相手の力量もわからない状況だったからこそ、試合以上の強度の練習を積み重ねた。オフェンスではプレッシャーをかけた状態をあえて作って練習、ディフェンスの強度も上げた。坂本一文監督(41)は「練習の結果、ディフェンスがどこのチームにも通用した。その中で石田のいい面も出てチームに貢献してくれた」と評価した。

今チームから3人キャプテン制を採用した新潟清心女子。その中の一人が石田だ。石田は自らキャプテンに立候補した。「周りをまとめるのが好きでキャプテンで勝って達成感を味わいたかった」と明かした。

ここ最近は相次ぐケガに悩まされていた。11月の地区予選の試合中に右膝を負傷。医療用のホチキスで傷口を留めるほどの深い傷を負った。1カ月前には左小指を練習中に骨折した。

石田は「最近ケガが続いていて試合に出られるか不安だった。みんなが支えてくれたおかげで試合ができてうれしかった」とケガと戦いながら、念願のキャプテン就任後の初優勝に、晴れやかな表情を見せた。【飯嶋聡美】