バスケットボールの静岡県高校新人大会決勝が20日、浜松開誠館高体育館で行われた。女子では浜松開誠館が常葉大常葉を77―75で破り、5年連続5度目の優勝を果たした。序盤から相手の速攻に苦しむも、安田百亜(1年)が75―75からブザービートを決め、県内高校相手の公式戦連勝を91に伸ばした。

 歓喜が訪れた。同点で迎えた第4クオーター(Q)残り8・6秒。相手ボールのスローインでタイムアウトとなった場面で、三島正敬監督(45)はダブルチーム(2人がかりのマーク)を指示。ドライブする相手からボールを奪った萩原加奈(1年)からパスを受けた安田がレイアップシュートを決め、勝利を告げるブザーが鳴った。「『絶対に自分が決める』と思ってました」胸をなで下ろした。

 土壇場まで追い込まれていた。序盤はリバウンドで後手を踏み、速攻から失点を重ねる展開。一時は12点差まで開き、16年から続く連勝は途絶えかけたかに見えたが、安田は「今、自分ができるプレーを最後までやろう」と諦めていなかった。三島監督は「(40分中)39分間負けていた。よく最後まで戦ってくれた」と選手をたたえた。

 6月の県総体では5連覇がかかる。岩永美空主将(2年)は「今回は優勝できましたけど新チームで、もっとディフェンスの意識を徹底していきたい」と意気込んだ。