日本体操協会は13日、常務理事会を開催し、今夏に延期となった東京五輪の代表選考基準を部分承認した。継続審議となったが、鉄棒に専念し、個人での東京五輪出場を目指している内村航平(32)らスペシャリストにも団体メンバー入りの可能性が浮上した。

 団体メンバー4人については、延期前の基準では全6種目をこなす個人総合の選手が想定されていたが、今回、個人総合で選出される2選手との組み合わせで最も高い得点となる、チーム貢献度選出の条件の1つに、種目別の世界ランキング1位という案が提示された。継続審議となったが、水鳥寿思男子強化本部長は「スペシャリストでも得点を押し上げることができる。ただ、複数種目をやっていない選手を団体に使うことがふさわしいかどうか、よく考えた方がいいということになった」と説明。今後、慎重に議論される。

 内村は昨季近年の世界選手権金メダルスコアを大きく上回る15・700点をマーク。正式に承認されれば、団体メンバー入りの可能性も出てくる。