第65回船橋記念・S3は13日、船橋競馬場の1000メートルを12頭(サイタスリーレッドは競走除外)で争われた。レースは、ゴール前で1番人気のキャンドルグラスが外から強襲。道中2番手から直線で抜け出しを図った3番人気のアドバイザーをとらえ、昨年に続くこのレース連覇を飾った。鞍上の御神本訓史騎手(39)=大井・三坂盛厩舎=は、18、19年のアピア、20年のキャンドルグラスに続き、船橋記念4年連続勝利となった。勝ちタイムは59秒4。半馬身差の2着はアドバイザー、3着は4番人気のカプリフレイバー。なお2番人気のノブワイルドは競走を中止した。1着のキャンドルグラスと2着アドバイザーには、フジノウェーブ記念・S3(3月10日、大井1400メートル)の優先出走権が与えられた。

 御神本訓史騎手(キャンドルグラス=1着)「無事に2連覇を達成することができて、馬に2つめのタイトルを取らせることができて、ホッとしています。57・5キロを背負っていたので、スタートが良ければいいところについて行こうと思っていました。4コーナーまでうまくレースを進めることができましたし、アドバイザーにいったん離されましたけど、地力で差し切ってくれました。(自身の船橋記念4連覇は)相性がいいと言うより、短距離でいい馬に乗せていただいていることが大きいと思っています。船橋競馬場は年間ナイターで、寒いですが、熱いレースを届けていきたい」

 川島正一調教師「仕上げに関しては自信があった。アドバイザーとノブワイルドが気になっていたが、御神本君がうまく乗ってくれた。レースでは、いつもの位置取りで直線外に出せればと思っていたが、御神本君ですから、安心してみていられました。今後に関しては、昨年と同じく短距離路線でいこうと考えていますが、ぜいたくをいえば交流重賞を勝たせてあげたい。船橋競馬はまた無観客開催になってしまいましたが、コロナが収まるまでぐっと我慢して、こらえていきましょう」

 キャンドルグラス 父サウスヴィグラス、母ブローザキャンドル(父サンデーサイレンス)。船橋・川島正一厩舎所属の牡7歳。栗毛。通算35戦12勝。北海道千歳市の社台ファームの生産。総獲得賞金は1億2624万円。主な勝ち鞍は船橋記念・S3(20年)。馬主は吉田照哉氏。