サッカーのJ2磐田は13日、元日本代表でJ3沼津のFW中山雅史(53)がトップチームのコーチに就任すると発表した。2009年以来、12年ぶりの磐田復帰となる。中山は磐田を通じ、「J1昇格に向けて鈴木(政一)監督を全力でサポートしていきます」とコメントした。

 中山は1990年、筑波大を卒業した後、磐田の前身のヤマハ発動機に加入。磐田の黄金期のストライカーとして活躍した。昨季途中から磐田の監督に就任した鈴木監督は当時の指揮官でもあった。中山は磐田退団後、2010年に札幌に移籍し、12年のシーズン終了後に現役を退いた。15年に沼津で現役復帰したものの、6シーズン在籍した沼津では公式戦に出場したことは一度もなく、この2年は18歳以下の選手を指導してきた。中山はすでにJクラブの監督に就任できるS級ライセンスを取得している。

 中山は沼津を通じて「現役選手のトレーニングをひとまずやめて、ジュビロ磐田のコーチとして活動することに決めました」とコメント。現役を退いた会見の時と同じく、「引退」の言葉を使わなかった。