テニスの元世界女王シモナ・ハレブ(ルーマニア)は、今年ドバイとプラハ、ローマの3大会で優勝。「全豪オープン」では準決勝に…
テニスの元世界女王シモナ・ハレブ(ルーマニア)は、今年ドバイとプラハ、ローマの3大会で優勝。「全豪オープン」では準決勝に進出したが、「全仏オープン」では優勝者となったイガ・シフィオンテク(ポーランド)に4回戦で敗れた。そんなハレプが、成功した後の名声が連れて来た困難について語った。Tennis World USAが報じている。【写真】ハレプが決勝で着用した「珍しい」テニスウェア
ノア・ルビン(アメリカ)の運営する、プロテニス選手たちが様々な本音を語るウェブサイト「Behind the Racquet」で、ハレプは2014年の「全仏オープン」で初めてグランドスラムの決勝に進出し、一躍有名になった時のことを語った。
「2014年、テニスが私の人生を変えた。“全仏オープン”で初めてグランドスラムの決勝に進出。1978年以降、グランドスラムの決勝に出たルーマニア人選手はいなかった。みんな大喜びで、私の将来に大きな期待を持った。私がグランドスラムで優勝するだろうとみんなが思い始めた」
「私は突然大人気になった。道を歩けば人々は私に気付き、写真やサインをせがんだ。あまりにも大きな変化だったので最初は大変で、この頃に多くのことを学んだ。人々の注目を楽しもうと思ったけど、大きなストレスだった。とてもエネルギーのいることだから」
「テニスへの集中を失いたくなかった。うまくバランスをとろうとした。ファンにはオープンに接してきたけれど、テニスで良い結果を出すためにはハードな練習に集中しなければならなかった」
2014年の「全仏オープン」決勝で、ハレプはマリア・シャラポワ(ロシア)にフルセットで敗れた。その後2017年の「全仏オープン」と2018年の「全豪オープン」でも決勝に進出したが、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)とカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)にいずれも敗退。ようやく初めてのグランドスラム優勝を果たしたのは、2018年の「全仏オープン」でだった。
「世界に対して、私は勝ち続けることができると証明する必要があると感じてた。それが私の毎日努力して進歩し続けるモチベーションだった。でもここ数年で、プレッシャーの良い面も悪い面も、前よりうまく扱えるようになったと思う」
「大きな勝利の後にはプレッシャーがやってくる。でもプレッシャーを感じた時、私のテニス人生は成功にかかっているわけではないと考えるの。一番大切なのは一生懸命努力すること。100%ペストを尽くしたら、後悔はない。失敗を恐れたことはないわ」
「成功しなければ、それは力が足りなかったということ。それなら、もっと努力すればいい」
(テニスデイリー編集部)
※写真は「プラハ・オープン」で優勝したハレプ
(Photo by Martin Sidorjak/Getty Images)