「プロレス・ノア」(22日、横浜武道館)

 ナショナル選手権試合が行われ、王者の拳王が清宮海斗の挑戦を退けて2度目の防衛に成功した。

 拳王は得意の蹴り、フットスタンプ、アンクルホールドなどで厳しく攻め込むが、清宮もノータッチトペコンヒーロ、変型エメラルドフロウジョンなどで反撃。最後は清宮にタイガースープレックスホールドでたたきつけられたがカウント2・9で返し、再度タイガースープレックスホールドを仕掛けたところを奪取すると、胴締めスリーパーホールドでがっちり絞め上げてレフェリーストップを呼んだ。

 バックステージは「試合前はいろいろ言って来たけど、ヤツは本物だよ。アイツの魂はメチャクチャ生きていたな」と清宮の健闘をたたえた拳王。「アイツの本物の魂よりオレの熱い魂、強い信念の方が強かったてことだ。プロレスリング・ノア、汚い大人たちが照らす絶景なんかにおれはさせない。オレは自然から生まれたメチャクチャ神秘的な、素敵な景色を作っていくからな」と豪語した。

 そして、メインイベントのGHCヘビー級選手権試合が終わった後、王者の潮崎豪に敗れた盟友の中嶋勝彦を介抱するためリングに上がると、同タッグ王者の杉浦貴、桜庭和志組もリングに登場。拳王が「オイ、桜庭和志、オレの前に立つってそういうことなのか。テメエの実績、そしてネームバリュー、メチャクチャおいしい相手じゃねえか。次の挑戦者はテメエだ」と指名すると、桜庭は無言ながらも納得したかのような表情で去っていった。