日本山岳・スポーツクライミング協会は30日、スポーツクライミング日本代表が新型コロナウイルス感染症対策への支援活動プロジェクトを立ち上げたことを発表した。「Climb for tomorrow 2020 プロジェクト」と題し、クラウドファン…

日本山岳・スポーツクライミング協会は30日、スポーツクライミング日本代表が新型コロナウイルス感染症対策への支援活動プロジェクトを立ち上げたことを発表した。
「Climb for tomorrow 2020 プロジェクト」と題し、クラウドファンディングを利用した支援金の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」で同日から募集を開始し、12月29日まで受け付ける。同協会は「1日でも早く世界中の仲間と共に競技できる日が来ることを願い、1人でも多くの方にご協力をお願いしたい」とコメントしている。

プロジェクトはコロナ禍の大変な中、感染症対策に従事している医療関係者らのために何かできることはないかということから同協会が企画。現在、スポーツクライミング日本代表には、東京五輪代表の楢﨑智亜や野口啓代をはじめ、伊藤ふたば、原田海らが名を連ねており、トップ選手たちも呼び掛けに賛同している。
また、支援金額に応じて、日本代表選手のオリジナルグッズなどが貰えるリターン品も用意されている。

リターン品
■ 1000円   御礼メッセージ画像の送付
■ 3000円   御礼メッセージ画像の送付、JMSCAホームページにお名前掲載
■ 10000円  「TOP OF THE TOP 2020」日本代表オリジナルTシャツ(非売品)、御礼メッセージ画像の送付、JMSCAホームページにお名前掲載 (限定500人)
■ 100000円 スポーツクライミング日本代表直筆サイン入りユニフォーム(非売品)、御礼メッセージ画像の送付、JMSCAホームページにお名前掲載 (限定30人)

集まった支援金は、リターン制作費・送料・手数料などの実費を差し引き、「WHOのための新型コロナウイルス感染症連帯対応基金」に寄付を予定している。この基金は、企業や個人がWHOに寄付できる、国内唯一の寄付先で個人防護具の調達や、検査施設の能力強化、疫学的調査研究に役立てられている。プロジェクトの詳細はこちら

スポーツブルでは、国内のトップ選手のみが出場するスポーツクライミングの特別大会「Top of the Top 2020」を生配信する。野口啓代、楢﨑智亜ら今年のボルダリング、リード各日本代表に選ばれた男女計25人が出場し、ハイレベルな戦いが予想される。大会は無観客で開催され、ボルダリングとリードの2種目で実施。10月31日にボルダリング(準決勝・決勝)、11月1日にリード(準決勝・決勝)を行う。

配信スケジュール
10月31日(土) ボルダリング
9:00 ~  11:00 女子準決勝
12:00 〜 14:45 男子準決勝
16:15 〜 17:55 女子決勝
19:25 〜 21:05 男子決勝

11月1日(日) リード
10:30 〜 11:55 女子準決勝
10:30 〜 12:10 男子準決勝
14:25 〜 15:15 女子決勝
15:45 〜 16:35 男子決勝

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