10月20日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第21回戦は、2対1で埼玉西武が勝利。サヨナラ勝利でカード初戦を制した。

 上位追走のために負けられない一戦は、高橋光成投手石川歩投手のエースによる白熱した投手戦となった。両先発とも得点圏に走者を置きながらも、後続を打ち取り得点を許さない投球で、スコアボードに0を並べる。

 高橋光成投手は安打を許しながらも安定した投球で千葉ロッテ打線を封じ込め、7回99球3安打3奪三振3四球無失点の好投を披露。「粘り強く投げることができました。今日は大事な試合だったので最少失点で、と思っていました。足に打球が当たってから、自分の中では力みがとれていいピッチングができたと思います」と振り返った。

 チャンスで決定打に欠いた両打線であったが、埼玉西武が7回裏に先制の口火を切った。8番・外崎修汰選手と9番・山野辺翔選手の連続打などで1死2、3塁の好機を演出すると、1番・金子侑司選手の犠飛で1点を先制し、こう着状態を脱する。打った金子選手は、「打ったのは真っすぐです。チャンスでまわしてもらって、最低限の仕事ができました。光成が頑張っていたので、1点をとることができて良かったです」と振り返った。

 1点のリードを得てマウンドに上がった2番手・平良海馬投手は、1番から始まる千葉ロッテ打線を3者凡退に打ち取り、勝利をぐっと引き寄せる。しかし、最終回に登板した守護神・増田達至投手が8番・田村龍弘選手に適時打を浴び、土壇場で試合が振り出しに戻った。

 同点に追い付かれた埼玉西武だったが直後の9回裏、外崎修汰選手の二塁打でチャンスメイクすると、敵失策の間に外崎選手が本塁へ帰還。思わぬ形でサヨナラ勝利を飾った。高橋光成投手が敵打線を無失点に抑え込む快投を披露。打線では外崎修汰選手と森友哉選手がマルチ安打を記録している。

 一方敗れた千葉ロッテは、石川投手が7回114球5安打5奪三振1失点の好投も白星を挙げられず。9回表に同点に追い付くも、直後に守備のミスが生まれてサヨナラ負けを喫した。

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  計 ロ 000000001

  1 西 000000101X 2 ロ 石川歩-唐川侑己-●益田直也 西 高橋光成-平良海馬-○増田達至 文・下村琴葉