神戸大学 - 近畿大学 2020年10月18日(日)14:30~16:48 於:王子スタジアム  天候:晴れ  観衆:無観客試合 チーム       1Q  2Q  3Q  4Q  合計 神戸大学      6    3    6    …

神戸大学 - 近畿大学

2020年10月18日(日)14:30~16:48
於:王子スタジアム  天候:晴れ  観衆:無観客試合
チーム       1Q  2Q  3Q  4Q  合計
神戸大学      6    3    6    0   15
近畿大学      0  10    0    0   10
 

新型コロナウイルスの影響で春シーズンがなくなり、史上初のトーナメントでの開催となった2020秋シーズンの関西学生リーグDiv.1。
トーナメント1回戦最後の試合である神戸大と近畿大の一戦が行われた。

試合開始2分3秒からの神戸大1回目の攻撃。QB#6法貴俊哉(4年)からWR#88 安藤隆将(4年)への18ヤードパスで勢いづくと、QB#6 法貴からWR#7 梶本虎之介(3年)へのパスでフレッシュ更新、RB#18細水一弥(4年)のランやWR#80戸澤雅大(3年)へのパスでゴール前へと迫る。RB#34 東瀬将毅(4年)がエンドゾーンへと走り込み、先制。6-0とする。

続く近畿大の攻撃。2人のRB、#16 河田万葉(4年)と#44 佐藤一貴(4年)、WR#10大倉暉眞(4年)、そしてQB#3 清水大和(2年)のランを組み合わせて第1Qを存分に使い、着実にフレッシュ更新を重ねる。ジリジリと攻め続け、最後はRB#16 河田のランでTD。PATのキックも決め、6-7と逆転する。

近畿大2回目の攻撃シリーズもRB#44 佐藤の30ヤードランで大きく前進すると、TDには至らなかったものの36ヤードのFGをK#27畠中瞭(2年)がしっかりと決め、6-10とした。

この後神戸大も40ヤードのFGを、昨年大活躍したK#98 小林真大(3年)が難なく決めて9-10とし、点差を縮めて前半を終える。

後半最初の神戸大攻撃シリーズは、QB#6 法貴からWR#88 安藤やWR#80 戸澤へのパス、RB#18 細水のランで猛攻を続ける。最後はRB#34 東瀬のダイブTD。PATは2PTを試みるも失敗に終わるが、15-10と逆転に成功した。

近畿大は後半もスピード派RB#16 河田とパワー派RB#44 佐藤、そしてQB#3 清水のランを巧みに使い分け、ゴール前へと攻め寄る。しかしここで、神戸大LB#42 山本将悟(4年)のディフェンス力が光る。山本がロスタックル、タックルを連続で見舞い、近畿大のランを止めてFGに追い込むと、高く手を上げてFGをブロックし追加点を阻止した。

その後も近畿大は再逆転を狙い攻撃を続けるが、最後はまたしても神戸大LB#42 山本がロスタックル。近畿大を封じ込めた。

試合を終えて、15-10で神戸大が勝利。近畿大は神戸大のおよそ倍の時間ボールを所有、ランだけで243ヤードを獲得したが、あとわずか及ばず涙を飲んだ。

神戸大は新エースQB#6 法貴が繰り出すパスを中心に、RB#18 細水、#34 東瀬、#27 森分優人(3年)のランもオフェンスを支えている。今日のディフェンスはLB#42 山本の活躍が目立った。

昨年初めて3位に届いた神戸大は、今年はどこまで力が及ぶだろうか。

勝利した神戸大は、11月8日(日) 15:00 K.O.の準決勝で関学大と対戦。
敗北した近畿大は、11月7日(土) 15:00 K.O.で同志社大と対戦する。


記事:PUMP UP 学生アメフト 高田妃菜(大阪府立大学)