日本代表選手や全日本王者を輩出した名門・明治大学卓球部が18日午後1時から、創部90周年記念事業として「ドリームゲーム」を開催する。コロナ禍で大会の中止が相次ぐ状況で、学生生活の思い出やモチベーション向上につながることを期待して企画され、現役学生とOBオールスターが5シングルスの団体戦で対戦する。

 OBオールスターは豪華メンバーがそろった。東京五輪代表の水谷隼(木下グループ)と丹羽孝希(スヴェンソン)、世界選手権団体戦代表の森薗政崇(BOBSON)、Tリーグでプレーする神巧也(T.T彩たま)、平野友樹(協和キリン)の5選手が出場。明大・高山幸信監督はこの日までにスポーツ報知の電話取材に応じ、「OBは今の日本を代表する選手たち。学生にとっては、そういった選手のプレーを間近で見る機会は少ない。何かしらの刺激をもらって、次に試合が来た時にしかるべき準備をしていけたら」と対戦を心待ちにした。

 学生チームは今年1月の全日本選手権を制した宇田幸矢、同4強の戸上隼輔のルーキーコンビ、4年生で東京選手権2冠の龍崎東寅(とんいん)らで臨む予定だ。コロナ禍で6月末まで全体練習が行えず、学生の大会も次々と中止に。困難な状況の中でも重ねてきた練習の成果を発揮する貴重な場となる。

 同部では「明治大学卓球部公式YouTubeチャンネル」を開設。OBで4度の五輪出場を果たした松下浩二氏、現日本代表男子監督の倉嶋洋介氏を解説に迎え、試合のライブ配信も行う。高山監督は「明治大学にはこれだけ素晴らしい選手やOBがいる。部内にとどめるよりも、配信をすることで一人でも多くの方に、自粛をしながらも、次のステップに向かって頑張っている姿を見ていただけたら」と願いを込めた。