日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)は16日、国内トップ選手のみが出場する特別大会「Top of the Top 2020 -2020年スポーツクライミング日本代表の頂上決戦-」を10月31日~11月1日に愛媛県西条市の「石鎚クライミングパークSAIJO」で開催すると発表した。

 同大会には、東京五輪代表に内定している野口啓代、楢崎智亜ら第5期JMSCA五輪強化選手、および今年のボルダリング、リード各日本代表に選ばれた、国内随一の実力を誇る男子20名、女子15名が出場する。

 大会は無観客開催となり、ボルダリングとリードの2種目で実施。10月30日にボルダリング(準決勝・決勝)、11月1日にリード(準決勝・決勝)を行い、競技の模様はJMSCAのYouTube公式チャンネルで生配信される。

 日本代表ヘッドコーチで大会ディレクターも務める安井博志氏は、大会特設サイト上で開催目的などについて以下のようにコメントしている。

 「本大会は新型コロナ感染症により大きな影響を受けたクライミング界及びスポーツ界、社会全体へスポーツクライミングを通して希望の光を灯し、スポーツの力によって人々のスポーツ及び社会活動への意欲向上の契機となることを目的としています」

 「数ヶ月前までは誰も想像していなかった新型コロナウイルス感染症による世界的な混乱によりスポーツクライミング日本代表選手たちも大きな影響を受けました。ほぼすべての国際競技大会は中止され、必死で勝ち取り夢に見ていた日本代表選手での活躍という目標もなくなってしまいました。しかし、このまま今シーズンを終わらせることはできないという想いがアスリート委員会と強化委員会でわき上がり、彼らが本気で戦い輝ける場を創出したいと考え、本大会の実施に至りました」

 「このような苦しい時だからこそ、これまでお世話になった多くの方々に感謝し、日本代表選手たちによる懸命な登りによって、子供たちや愛好者、世界中のクライミングファンの方々へ夢・感動・希望を届けたいと考えています」

 「本来であれば2020年東京オリンピックが開催され、日本中がオリンピックによって活気づいていたことでしょう。私たちはこの困難によって「スポーツできる喜び、スポーツの価値、スポーツができる社会の尊さ」を改めて考えさせられました。本大会の開催と成功が、皆様のより良い明日のための一助となればと願っています」

Top of the Top 2020 -2020年スポーツクライミング日本代表の頂上決戦-

主催:公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)
主管:JMSCAアスリート委員会、JMSCA強化委員会

大会日程

10月31日(土)~ 11月1日(日)

会場

石鎚クライミングパークSAIJO
(愛媛県西条市氷見乙601)
※無観客開催

出場予定選手

[男子]
楢崎 智亜
原田 海
楢崎 明智
藤井 快
土肥 圭太
杉本 怜
緒方 良行
井上 祐二
川又 玲瑛
小西 桂
佐野 大輝
渡部 桂太
北江 優弥
西田 秀聖
吉田 智音
田中 修太
村下 善乙
樋口 純裕
百合草 碧皇
高田 知尭

[女子]
野口 啓代
伊藤 ふたば
谷井 菜月
松藤 藍夢
中村 真緒
平野 夏海
野部 七海
青柳 未愛
工藤 花
柿崎 未羽
阿部 桃子
久米 乃ノ華
中川 瑠
大田 理裟
小武 芽生

放映予定

CREDITS

編集部 /

写真

窪田亮