14日、日本代表はオランダ・ユトレヒトでコートジボワール代表と対戦。日本は守備に回る時間が多い中、後半アディショナルタイムに植田直通がヘディングでゴールを決め、1対0で勝利。ブラジルW杯で悔しい敗戦を喫した相手に、リベンジを果たした。

スタメンは9日のカメルーン戦から、7人を変更して臨んだ。GKシュミット・ダニエル、最終ラインは右から室屋成、吉田麻也、冨安健洋、中山雄太。ダブルボランチに遠藤航と柴崎岳。2列目は右から伊東純也、鎌田大地、久保建英。ワントップに鈴木武蔵が入る、4-2-3-1でスタートした。

ファーストシュートを放ったのは久保。前半2分、鈴木のグラウンダーのクロスに中央へ走り込み、ダイレクトシュートを放つ。いきなりのビッグチャンスだったが、シュートはゴールの枠をとらえることはできなかった。

その後、両チームとも攻めあぐねる展開が続く。前半33分には、久保のグラウンダーのクロスに鈴木が飛び込むが、わずかに合わず。

後半開始から、ボールを保持したのはコートジボワール。後半5分にはケシエがゴール前で反転してシュートを打つ。あわやゴールの場面だったが、シュートはゴール上に外れた。

後半13分、ゴール前で横パスを受けた鎌田がドリブルで持ち上がり、右足でシュートを放つ。GKの正面を突いたが、日本にとっては久しぶりの決定機だった。

後半16分、久保に替えて、南野拓実を投入。後半26分には鈴木のボールキープから鎌田に渡り、最後は南野がシュート。これもGKにブロックされたが、日本の持ち味であるカウンターが発動した場面だった。

後半28分、鈴木を下げて、原口元気が登場。南野が最前線に上がり、原口は主戦場の左サイドに入った。守備に回る時間が長く、攻撃に転じたい日本は、後半40分に伊東に替えて堂安律を送り込む。さらに後半43分には、室屋を下げて、植田直通を投入する。

そして後半アディショナルタイム。途中出場の植田が大仕事をやってのける。敵陣で得たセットプレーのチャンス。キッカー柴崎の右足から、ゴールを横切るように放たれたボールに走り込んだ植田がヘディングシュート。強烈な弾道でゴールに突き刺した。

このゴールが決勝点になり、日本は強敵相手に1対0で勝利。カメルーン戦に続き、2試合連続無失点で終えた。

試合後、森保一監督は「チーム一丸となって団結して、準備してくれたことが決勝点につながった。相手のコンディションが非常に良い中で、無失点に抑えて勝利をもぎ取ることができたのは大きな自信になる」と手応えを口にした。

決勝ゴールの植田は「限られた時間で、自分の使命としては無失点に抑えること、セットプレーでチャンスがあれば1点狙おうと思っていた。いいボールが来たので(柴崎)岳くんに感謝したい。この経験を生かして、また(代表に)呼ばれるように頑張りたい」と決意を語った。

カメルーン、コートジボワールと、アフリカの強豪を2試合連続無失点に抑えた日本。守備面において個の力で対等に渡り合えたことは、今後に向けて大きな自信となった。