10月4日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと楽天イーグルスの第18回戦は、9対2でオリックスが勝利。終盤の猛攻で鮮やかな逆転勝利を収めた。

 両軍ルーキーの先発対決となったこの試合。オリックスの先発は高卒投手一番乗りでプロ初登板となった宮城大弥投手。初回は先頭から連打を許すも、楽天の4番・浅村栄斗選手を三振に切って取るなど後続を断ち、無失点で立ち上がる。

 すると打線は2回裏、楽天の先発・瀧中瞭太投手から5番・モヤ選手が四球で出塁し、続く6番・杉本裕太郎選手が安打で1、3塁と好機を演出。7番・大下誠一郎選手の併殺打の間に3塁走者が生還し1点を先制する。

 しかし直後の3回表、先頭の9番・小郷裕哉選手に安打を許すと、2番・田中和基選手から中前適時打を浴び、すぐさま同点に追いつかれる。さらに4回表には小郷選手の適時内野安打で1対2と勝ち越しを許す展開に。宮城投手は5回99球7安打2失点で降板し、マウンドを後続に託した。

 1点を追いかけるオリックスは7回裏、楽天の2番手・池田駿投手から4番・吉田正尚選手の二塁打と進塁打で1死3塁とすると、3番手・寺岡寛治投手から杉本裕太郎選手が適時打を放ち、再び試合を振り出しに戻す。さらに四死球が続き1死満塁の好機で、9番・伏見寅威選手が走者一掃の適時三塁打を放ち勝ち越し。この回一挙4得点で逆転に成功し、スコアを5対2とした。

 突き放しにかかるオリックス打線は8回裏、連続四球で無死1、2塁とし、モヤ選手が2点適時三塁打を放つと、山足達也選手からもダメ押しの適時打が生まれる。さらに敵失などで1死1、3塁とし、伏見選手のゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加。この回にも4点を挙げ、9対2とリードを大きく広げた。

 7点リードの9回表は漆原大晟投手が無失点に抑え、9対2で試合終了。勝利したオリックスは、宮城投手が白星こそつかなかったものの、定評のあるストレートを武器に好投を披露。打線も7回の猛攻から火がつき、試合を決定づけた。一方敗れた楽天は瀧中投手が6回3安打1失点と好投するも救援陣が荒れ、リードを守り切れなかった。

  123456789 計 楽 001100000 2 オ 01000044X 9 楽 瀧中瞭太-池田駿-●寺岡寛治-津留崎大成 オ 宮城大弥-比嘉幹貴-荒西祐大-○山田修義-ヒギンス-漆原大晟 文・山本理絵