まさに破竹の勢いで、2019-20シーズンのプレミアリーグを制したリバプール。来る新シーズンは、ライバルたちからのマークが厳しくなることが予想されるため、今夏の移籍市場におけるさらなる強化が注目されている。

 そんななか、南野拓実が脚光を浴びている。

 今年1月にレッドブル・ザルツブルクから鳴り物入りで加入した25歳は、公式戦14試合に出場してゴールやアシストはなく、プレミアリーグでの先発出場もわずか2試合に終わった。

 だが、地元紙『Liverpool Echo』は、「今のメンバーを主体として戦術的にチームを進化させ、プレミアリーグのタイトルを守っていくべきだ」とし、そのキーマンが南野になると主張した。
 さらにリバプールの専門ポッドキャスト番組『Analysing Anfield』で、ジョシュ・ウィリアムズ記者は「ミナミノは1月に加入したにもかかわらず、チームのあらゆる攻撃的なポジションでプレーできた」とコメント。これを受け、『Liverpool Echo』は次のように綴っている。

「ミナミノは、チームの成長の鍵になり得ることを証明した。トップ下かセンターフォワードがより適しているが、攻撃的なポジションならばどこでもプレー可能だ。その万能性こそが、リバプールが725万ポンドを払って獲得した理由だ」

 また、「他チームからの追い上げを退けることは、プレミアリーグ王者にとって重要な課題になる」とし、贔屓クラブが今夏の移籍市場において、どう振る舞うべきかを記している。

「この夏の移籍市場で大きな資金を投入することは、今のリバプールがすべきことではない。今シーズンにバックアッパーとして経験を積んだミナミノであれば、チームが進化するために自身が助けになれると証明することができるはずだ」

 19-20シーズンの興奮が冷めやらないなか、現地では新シーズンに向けた南野への期待感が高まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部