フィギュアスケート女子で昨季のGPファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ(16)=ロシア=が電撃的にコーチ変更を行ったことが31日、わかった。ロシアの国営通信社「タス通信」などが一斉に報じた。これまで指導を受けてきたエテリ・トゥトベリーゼコーチとの師弟関係を解消し、男子の06年トリノ五輪金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏の指導を受けるという。

 ロシアから次々と若き才能を送り出してきたトゥトベリーゼ氏のチームだが、チーム内での争いが激化してきていることもあり、ここにきて選手の流出も目立ってきている。18年平昌五輪後には銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワがカナダのブライアン・オーサー氏のもとへ。昨季終了後には有望株の1人、アレキサンドル・トルソワがプルシェンコのもとに移籍したばかりだった。

 トゥトベリーゼ氏は自身のインスタグラムを更新し、コストルナヤが自身のもとを離れることを認めた上で「かつてユリア(リプニツカヤ)はジェーニャ(メドベージェワ)と一緒に氷上に行くことを拒み、ジェーニャはアリーナ(ザギトワ)と一緒に氷上に乗ることを拒否した。そして今、アリョーナから完全なリストを受け取りました。そこで私たちは彼女と別れました」と、グループ内でのトラブルがあったことを臭わせた。

 昨季シニアデビューで世界に衝撃を与えた3人娘のうち、残ったのはアンナ・シェルバコワだけになったが、グループには平昌五輪金メダリストで競技復帰が期待されるアリーナ・ザギトワ、ジュニア世代で圧倒的な力を見せている14歳のカミラ・ワリエワらがいる。