ロンドン五輪バレーボール女子銅メダルで、20日に現役引退を発表した新鍋理沙さん(29)=久光製薬=が29日、オンラインで会見した。

 中田ジャパンにとって、新鍋の抜けた穴は大きい。アタッカーとして切れ味鋭いライト攻撃は相手ブロックを速さで抜き、守備ではリベロとともにサーブレシーブの要として、セッターへ好パスを供給した。特に、その守りは高く評価されてきた。

 「速いバレー」で東京五輪でメダル獲得を目指す中田監督にとっては、サーブレシーブの安定は必要不可欠だ。その中心となっていたのが新鍋だった。守りの軸が不在となることで、チーム作りの修正は避けられない。

 左膝の手術を2度行い、日本代表から外れているサウスポー、長岡望悠(28)=久光製薬=が復帰した場合、バックアタックなど攻撃力アップは見込める。だが、サーブレシーブは他の選手がカバーしなければならない。黒後愛(22)、石川真佑(20)=ともに東レ=ら若手の守備力アップが急務となる。(久浦 真一)