現地時間6月29日、バルセロナとユベントスは、ブラジル代表MFのアルトゥールとミラレム・ピャニッチの移籍金の絡んだトレードが合意に至ったことを発表した。

 バルサはアルトゥールの移籍金が7200万ユーロ(約86億4000万円)に1000万ユーロ(約12億円)のインセンティブが付帯すると発表。一方のユーベは2025年6月までの5年契約を締結したとしている。

 さらにピャニッチについては、両クラブともに4年契約で、移籍金が6000万ユーロ(約72億円)に500万ユーロ(約6億円)のインセンティブを支払うことで合意に至ったと発表。バルサ側は違約金が4億ユーロ(約480億円)になることも報告した。

 なお、両選手とも今シーズンが終了するまでは現在のクラブに留まることもされている。

 新型コロナウイルスの影響で深刻な財政難に直面していたバルサは、資金確保のためにレギュラークラスの放出を画策。そのなかで、当初は残留を希望していたアルトゥールの売却に向けて動き出し、28日にはトリノでのメディカルチェックを受けさせ、名手ピャニッチを加えたユベントスとの交渉をまとめ上げた。


 この電撃的なトレードについて、『Marca』は、驚きを持って伝えている。

「アルトゥールはロッカールームでも馴染んでいて、チームの中心選手たちからも気に入られていた。さらにバルサ・ファンからも愛されていた。ゆえに本人はクラブの緊縮政策に関わるつもりはなかったが、最終的にクラブ側の態度を見て、カタルーニャを去ることを決めた」

 指揮官のキケ・セティエンと選手たちの内紛が指摘されるなかで、若手有望株のアルトゥールを売却したバルサ。その決定は物議を醸すことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部