◆明治安田生命J2リーグ第2節 京都2-0磐田(28日、サンガスタジアムbyKYOCERA)

 再開初戦の残り2試合が行われ、京都はFWピーター・ウタカ(36)の2ゴールで昨季J1の磐田に2-0と勝利した。ゴール後にはリモートマッチ(無観客試合)ならではのカメラを意識したゴールパフォーマンスを披露。新本拠地・サンガスタジアムbyKYOCERAで迎えた初公式戦を勝利で飾った。琉球と福岡は1-1で引き分けた。

 京都は新スタジアムでの初ゴールを新型コロナウイルス対策で日々奮闘する医療従事者にささげた。前半28分。MF金久保のパスに抜け出したFWウタカが決めて先制すると、ピッチの11人が集合して左拳を天に突き上げた。映像を通して感謝の気持ちを伝えるため、カメラ位置を意識した“リモートマッチ仕様”のパフォーマンスだった。

 後半2分にウタカが追加点を奪うと、今度はボールを投げる動作に合わせて10人が倒れる“ボウリングパフォーマンス”。「無観客でサポーターの皆さんが来られない中で、少しでも楽しむエンターテインメントを見せたかった」とウタカ。中心となってパフォーマンスを考案したDF森脇が「(DF)バイスはそこ!」とチームメートに細かく立ち位置を指示する声が、観客のいないスタジアムに響いたのもリモートマッチならではの光景だった。

 今季から指揮を執る実好礼忠監督(47)は「勝った瞬間、歓声が聞こえました」と夢心地の様子。新スタジアムでの初公式戦初勝利が無観客という異例の事態も、精いっぱいの姿勢と勝ち点3をサポーターに届けた。(金川 誉)