J1北海道コンサドーレ札幌MF駒井善成(28)が、実績ある位置で復活を遂げる。千葉遠征中の札幌は28日、雨天のため、JFA夢フィールドのフットサルアリーナで軽めの調整をした。同地の練習で主力組の右ウィングバック(WB)に入って来た駒井は、先発が濃厚な7月4日のアウェー・横浜C戦へ「待ちに待った試合。緊張感の中でプレーに身を置くのがプロ。楽しみにしているし勝利で飾りたい」とリーグ再開に胸を躍らせた。

 札幌加入2年目の昨季は2月と7月に右膝半月板を手術。リーグ戦は途中出場3試合にとどまった。「膝の状態はすごくいいので。去年出られなかった分、頑張って活躍したい」。そう意気込む今季、練習では経験のあるボランチとシャドーの他、センターバックまでこなしたが、29試合に出場した一昨年に主戦場とした右WBで、4か月以上ぶりの公式戦に臨む。「試合に出られれば、どの位置でも構わないし、どこであってもやることは同じ。チームを勝たせるためにやるだけ」。ピッチから遠ざかった昨年のうっ憤を晴らすプレーを、見せにいく。

 今季開幕前、掲げた目標がある。「リーグ戦だけでなく、全ての試合に出たい」。新型コロナの影響で過密日程となったが、駒井の心意気に変わりはない。「連戦になった中のきつい場面でもゲームコントロールしたり、チャンスをたくさん作ることで、チームに貢献したい」。今季すでに行われた2試合はいずれも途中出場だった。横浜C戦は、昨年7月3日の天皇杯・ホンダFC戦以来、1年ぶりにスタメン復帰を果たす機会とする。(砂田 秀人)