◆明治安田生命J2リーグ▽第2節 東京V1-1町田(27日・味スタ)

 J2リーグが27日、新型コロナウイルス感染拡大の影響による中断から約4か月ぶりに再開し、東京Vが東京五輪世代の主将MF藤本寛也(20)の同点ゴールで町田に1-1で引き分けた。

 藤本は昨年8月11日の鹿児島戦で右膝前十字靱帯(じんたい)損傷と半月板損傷で全治8か月の大ケガを負い、長期離脱した。2月の開幕戦には間に合わなかったが、今月の練習試合で約30分間プレーし、この日は約10か月ぶりに公式戦復帰を果たした。

 0-1の後半46分、東京Vはペナルティーエリア内で山下が倒されてPKを獲得。後半開始から途中出場した藤本がキッカーを務めた。無観客試合でスタジアムが静まりかえる中、「残り時間も少ない状況だったので、チームのために勝ち点1でも拾えるように、と強い気持ち蹴った」と冷静に左足で決めきった。

 投入される前のハーフタイムの円陣では、永井監督から「寛也の復帰戦をみんなで良い形で飾ってあげよう」と送り出された。長期のリハビリを乗り越えての復帰に「ピッチに立った時はうれしかったし、楽しかった。やっと戻って来られたかなと試合中もけっこう頭に思い浮かんだ。できなかった分の気持ちをピッチに出すことは今日はできた」とかみしめた。