Jリーグは27日、新型コロナウイルスの影響による中断から約4か月ぶりに再開し、J2の9試合、J3の7試合が行われた。リモートマッチ(無観客試合)となった再開初戦は、各地でこれまでにない光景や出来事が起こった。

 サポーターのいないスタジアムでは、ピッチ上の声が筒抜けになった。東京V―町田戦では、町田DFの「(相手が)押してるわ! 頼むよ」と審判にアピールする声や、警告を受けた味方を「今のはだめだぞ」となだめる声もスタンドまで響いた。

 またリモートならではの“カメラパフォーマンス”も行われた。愛媛―徳島戦では前半10分、先制ゴールを決めた徳島MF岩尾がチームメートとともにスタンドのカメラを探し、両腕でLの文字を作った「ラブ・ヴォルティス」ポーズを披露。スタジアムに来られないサポーターに思いを届けた。

 また過密日程への対策として、3人から5人へと増やされた交代枠を、多くのチームが活用。この日試合を行った32チーム中、13チームが5人、12チームが4人の交代枠を活用した。