◆パ・リ-グ ロッテ6―5オリックス(26日・ZOZOマリン)

 一度ついた勢いは止まらない。これが同一カード6連戦の“魔力”だ。ロッテが鮮やかな逆転劇で、オリックスにカード初戦から4連勝。球団の同一カード4連勝は、91年10月15~17日のダイエー戦(ダブルヘッダー2試合を含む)以来だ。開幕2戦目から続く連勝も16年6月以来、4年ぶりの「6」に伸ばし、単独首位をキープした。

 序盤から終始リードを許したが、3点ビハインドの8回に打線がつながった。1死三塁から、マーティンと中村の連続適時打で1点差に迫る。井口監督が「今年は(後半で)ひっくり返せるという意識が強い」と胸を張るように、ベンチはプラスイメージ一色でわき上がった。逆にマウンドの海田とオリックスナインは、ヘビににらまれたカエルのよう。最後は2死一、二塁で9番・藤岡が「みんながつないだチャンスをものにしたかった」と、左中間を破る2点二塁打で逆転劇が完成した。

 先発した開幕投手の石川は6回4失点で降板。しかし、楽天にFA移籍した鈴木大の人的補償で獲得した小野が2回1失点でプロ6年目で初白星。指揮官は「あすとあさって、もう2つ必ず勝ちたい」と、高らかに“6タテ”を宣言した。(星野 和明)