阪神のジェリー・サンズ外野手(32)が、27日のDeNA戦(横浜)から1軍に昇格する。この日から西宮市内の鳴尾浜球場で練習を再開していた中、矢野燿大監督(51)がDeNA戦の敗戦後に昇格を明言。貧打に苦しむ打線の起爆剤として期待がかかる。

 準備はできている。サンズは24日のウエスタン・オリックス戦で、一塁走者の際にけん制球が頭部に直撃した。兵庫県内の病院で精密検査を受けた後、25日は自宅で安静にしていたが、この日はフリー打撃などで状態を確認。28スイングで3本の柵越えを放った。

 「問題なくできたので大丈夫です。状態的には悪くないので、ボールも見えていますし、しっかりバットも振れているので」と手応え。開幕2軍となったものの、24日の同戦に一塁でスタメン出場するなど、着々と準備を進めていた中での初昇格だ。

 矢野監督はエドワーズの抹消に触れた上で「逆にサンズは呼ぶ予定だったんで。(外国人)枠のあれでね。誰かが突破口を開いてくれないと」と期待。サンズは練習後に「これから良くなっていくと思うので、楽しみにしていてください」と爆発予告。同じく伊藤和雄投手(30)の昇格も決定。苦しむチームを救う働きが見たい。