ついにレッズがプレミアリーグの頂点に立った。

 現地時間6月25日に行なわれたプレミアリーグ第31節で、2位のマンチェスター・シティが4位のチェルシーに1-2で敗戦。その結果、残り7試合で勝点差を「23」とした首位リバプールが、通算19度目のリーグ優勝を達成した(プレミアリーグでは初)。

 1989-90シーズンの優勝を最後に国内のトップリーグタイトルからは、遠のいていたリバプール。英公共放送『BBC』の紹介したデータによれば、今回の戴冠までの30年で1149試合ものリーグ戦を戦い、1968ゴールを決めてきたという。

 ようやく30年もの呪縛からようやく解き放たれた今シーズンの戦績は、過去の平均値を大幅に上回るものとなっている。

 90-91から2018-19までのシーズン成績をまとめた『BBC』は、この29年間のリバプールの平均勝利数が「19.57」だったのに対して、今シーズンは28勝を挙げていることを紹介。さらに平均勝率が90パーセントだったとして、次のように称えた。

「過去30年でこれほどまでに図抜けたシーズンはなかった。英国のトップリーグ史においても、今シーズンのリバプールと並ぶ戦績を残したクラブは存在しない。このデータは彼らがいかに干ばつの時代を終わらせたかを証明するものだ」

 また、『BBC』は、リバプールが選手獲得に費やしてきた補強費についても分析した。

 その分析によれば、リバプールは“最後”の優勝後、最初に獲得したロニー・ローゼンタールから今年1月に加わった南野拓実に至るまで、推定14億7000万ポンド(約2058億円)もの大金を投資。一方で売却益は9億6660万ポンド(約1353億2400万円)を計上したという。つまり、再びリーグ優勝を成し遂げるまで費やした“実費”は、5億340万ポンド(約704億7600万円)だった。

 ちなみに『BBC』は、過去30年間で、本拠地アンフィールドに訪れたリバプール・サポーターが推定2470万人であることも紹介。今回の戴冠は、熱いファンにとっても、首を長くして待ちわびた瞬間だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部