◆パ・リ-グ 楽天5―8日本ハム(25日・楽天生命パーク)

 楽天は日本ハムに5―8で敗れ、2年連続の本拠地開幕3連勝はならなかった。先発した塩見貴洋投手(31)が初回大田、4回中田にソロを被弾するなど、4回2/3を投げ5失点。今季初登板で初黒星を喫した。

 小雨が降りしきる中、塩見は後ろを振り返ってスタンドを見上げた。初回1死、2番・大田に左翼席へ2号ソロを打たれた。2点ビハインドの4回1死では、中田に直球をバックスクリーン左へ運ばれた。左腕は「少しまとまりすぎて、甘くなったところを捉えられてしまいましたね」と悔しさをにじませた。

 ナインは“三木野球”を体現し、反撃した。0―2で迎えた3回2死一、三塁となった鈴木大の打席。2球目に一塁走者の茂木がスタートを切った。捕手の清水が二塁へと送球した瞬間、三塁走者の銀次が本塁へ突入。鮮やかなダブルスチールで1点を返した。

 打線は7回、鈴木大の右犠飛などで2点を返し、9回に1点を返す反撃も及ばず。三木肇監督(43)は「非常に悔しいです。塩見はいい球もありましたけど、最後のコントロールのところで決めきれなかった。反省を次につなげてもらいたい」と左腕の巻き返しを期待した。この悔しさは、必ず晴らす。(高橋 宏磁)