国際サッカー連盟(FIFA)は25日、オンラインで理事会を開き、23年女子ワールドカップ(W杯)をオーストラリアとニュージーランドで共催することを決めた。南半球で女子W杯が行われるのは初めて。同理事会で行われた投票でコロンビアとの一騎打ちを制した。日本は同理事会の3日前となる22日に招致活動からの撤退を発表していた。

同W杯招致をめぐっては、昨年12月の段階で日本のほかブラジル、コロンビア、共催のオーストラリアとニュージーランドの4候補が開催提案書を提出。今年2月には日本でのFIFAによる視察も行われていた。

しかし、東京五輪が21年に延期されたこと、6月8日にブラジルが新型コロナウイルスの感染拡大による財政悪化を理由に立候補の取り下げを発表したことなどが重なり、状況が一変。6月10日にFIFAが発表した各候補地の評価報告書で、日本はオーストラリアとニュージーランドに次ぐ2番目の評価を受けたものの、ブラジルが立候補を辞退したことで南米諸国などの票はコロンビアに流れやすい状況に。日本サッカー協会は25日の最終投票での票読みで不利に立たされたと判断し、22日に招致活動からの撤退を発表した。

なお、23年W杯は出場国枠が19年フランス大会までの24カ国から32カ国へと拡大する。