韓国代表DFキム・ミンジェの欧州行きが目前だ。中国スーパーリーグの北京国安でプレーするディフェンスリーダーは、なかでもプレミアリーグの雄、トッテナム・ホットスパーへの移籍が有力だと、韓国紙『スポーツソウル日本語版』が伝えている。

 同紙によると“韓国のファン・ダイク”には同じプレミア勢のエバートン、サウサンプトン、ワトフォードのほか、イタリアのラツィオ、ポルトガルのFCポルト、さらにはオランダのPSVアイントホーフェンも強い関心を寄せているという。

 そんななか、新天地の最右翼に浮上してきたのがトッテナムだ。

 同紙はまず関係者の話として、ジョゼ・モウリーニョ監督自身がキム・ミンジェ獲得に積極的な姿勢を見せ、その技量を高く評価していると説明。「プレミアリーグで通用すると指揮官は結論を出した。単純なクラブレベルでの加入ではなく、監督が必要として獲得に動いている」とのコメントを紹介している。

 ほかにも退団濃厚となっているベルギー代表DFヤン・ヴェルトンゲンの穴を埋める即戦力と期待され、新スタジアム建設で財政難のトッテナムにとっては、1500万ユーロ(約18億5000万円)と比較的リーズナブルな移籍金は魅力。コストパフォーマンスの良さを強調する。加えてクラブは、ステップアップ移籍が現実味を帯びる同胞FWソン・フンミンに代わる、アジア市場に向けたキーパーソンとしても白羽の矢を立てた。同紙は「すべての状況が合致している」と太鼓判を押す。


 争奪戦はいまだ水面下で繰り広げられており、今後いっそう市場価値が吊り上がれば、北京国安が翻意する可能性は十分にある。イタリア・メディアのなかには「ラツィオが北京国安に急接近」と報じたところもあるようだ。

 いずれにせよ、移籍市場での人気が高まる一方の23歳。夏の欧州行きは、カウントダウンに入った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本語版