「ヤクルト6-1阪神」(24日、神宮球場)

 来日初先発となったガンケルが、4回を投げて7安打3失点。2点のビハインドを許しての降板し、試合後のコーチ会議で2軍降格が決まった。

 矢野監督は「3点目がもったいなかった。抑えたとは言いにくい。評価としては難しい」とした上で、次回登板については「現状はないかな。オレの中でも状態を見て、ガルシアと、ガンケルとという中で、現状ではガルシアの方が状態的には上なのかな」などと話した。

 初回、わずか14球で1点を失う。無死満塁のピンチを招くなど2失点。前夜、ようやく連敗を止めた阪神だが、いきなりビハインドを背負った。

 この回、先頭の坂口に中前打を浴びると、続く山田にはボール先行。四球で一、二塁とする。さらに青木には三遊間を破られ、いきなり満塁のピンチを背負った。

 4番・村上の一ゴロの間に先制点を失うと、雄平の左犠飛で2点目を失う。さらに2死から山崎に三遊間を破られ、痛い3点目を失った。

 二回は三者凡退に抑えたが、三回は1死から連打で一、二塁と得点圏に走者を置いた。四回には1死一、二塁から嶋に中前打を浴びる。二走・山崎の走塁ミスもあって失点にはならなかったが、中盤にきても立ち直る兆しは見えなかった。

 10日の練習試合・広島戦で4回8失点と崩れたが、それでも17日の2軍練習試合・中日戦は5回1失点で、開幕ローテに滑り込んだ。ここまで不安定な投球が続き、矢野監督も同戦の試合後、「チャンスは1回いこうかな」とし、「1軍じゃレベルが上がるから。もうちょっと工夫も必要だと思うし、状態を上げてもらいたい」と注文を付けていた。

 結果的に五回、打順が巡ったところで、矢野監督は早々と交代を決断。ファームではセ発として再昇格に備えるガルシアや、一塁の守備にも就くサンズらが控える。公式戦では初登板とはいえ、3月のオープン戦からここまで、なかなか調子の上向く兆しが見えない助っ人。厳しい立場に追い込まれてきた。