コロンビア代表MFのハメス・ロドリゲスは、バイエルンからレアル・マドリーに戻ってきた今シーズンに望むほどの出場機会を得られていない。

 そうした状況下で、去就問題がメディアを賑わし、ジネディーヌ・ジダン監督の関係について度々報じられてきたハメスは、自身を巡る様々な憶測に不快感を覚えているようだ。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、母国の『Gol Caracol』で「たくさんのことが言われたけど、そのほぼすべてがウソだ」と話した。

「何よりも腹立たしいのは、プロ意識を疑われることだ。それは受け入れられない。自分は非常にプロフェッショナルで、だからこそここまでやってこられた。自分と仕事をした人なら、僕が言っていることが分かるだろう。僕はしっかり鍛えているよ」

 コロンビア代表のレジェンド、ファウスティーノ・アスプリージャは先日、ハメスを起用しなかったジダンの采配を痛烈に批判した。だが、ハメスはフランス人指揮官との関係について「何も問題ない」と強調した。

「どの監督にも好みはある。僕らは普通の仕事の関係だ」

 では、彼が試合に出られない理由はどこにあるのだろうか。ハメスは、「良い質問だね。僕も知りたい」と続けている。

「信頼する選手たちと優勝したら、定まったチームがあると、変えるのは難しいものだ。ただ、監督が出場機会を与えてくれないことも難しい。自分にやれることを示すことができないんだ」

 実際、ハメスはシーズン前にもナポリやアトレティコ・マドリー移籍が取りざたされた。本人は、「スペインのチームから本当に良いオファーがあったけど、マドリーが断った。望まないなかでマドリーでのプレシーズンをスタートした」と振り返っている。

「イタリアからもオファーがあったけど、それは納得できるものではなかった。代理人からはマドリーに中国からのオファーが届いているとも言われたけど、行く用意はなかったよ。欧州でまだまだやれると感じているからだ」

 本人はこの先の去就についてどうするつもりなのか。ハメスは、「将来のことはだれにも分からない」としたうえで、自分に合ったクラブを望んでいると示唆した。

「自分で選ぶことができるなら、自分の能力と適正を示せるクラブを選びたい」

 マドリーとは2021年6月までの契約を締結しているハメス。果たして、コロンビアのエースは今シーズン終了後にどのような道を選ぶのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部