浦和レッズの立花洋一代表取締役社長が6月24日、オンラインで取材に応じた。

 浦和は6月20日の17時からクラブ初のクラウドファンディングをスタート。約4日間が経った24日16時時点で7200万円を突破した。目標金額の1億円は優に超えそうな勢いだが、当初の予定だった8月末までは支援を募る予定という。

 この数字に立花代表は「感謝の言葉以外見つかりません。選手・監督一丸となって、クラウドファンディングには取り組んでいます。クラウドファンディングでは支援者から温かい言葉をいただき、一つひとつを噛み締めています」と気持ちを込めて話した。

 今年度の経営計画では、昨年から約20億円の減収と約10億円の赤字となる見通し。「やれることはなんでもやるしかない」という厳しい状況で、クラブは様々な取り組みを実施してきた。

 13日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチでは、オンライン配信にギフティング(投げ銭)制度を導入。こちらでもファン・サポーターから多くの支援を受けた。さらにリーグ最多の約2万人の購入者がいるシーズンチケットについて、払い戻しを辞退する声も少なからず挙がっている。

 さらに現在は『ONE HEART TOGETHER』を合言葉に、前述のクラウドファンディングの他、タオルマフラーのオンライン販売も開始。再開初戦の横浜戦で購入したタオルマフラーが掲出され、その後手元に届くという仕組みだ。

 こうした企画を通して改めてファン・サポーターの力強い支援を感じた立花代表は以下のように、再開に向けて語った。

「浦和レッズはファン・サポーターに支えられているクラブ。およそ4か月半の休止期間があって、ファン・サポーターの方たちが『やっと始まる』という想いでいる。今まで我慢してきたと思います。そういうなかで、『この試合に向けて戦っていくぞ』という、クラブが雰囲気を作ることが非常に大事だと思っています。

今まで以上に、よりワクワクする戦い方を続けていく。観客が5000人しか入れないとか、ソーシャルディスタンスなど、今までにないサポートの仕方になるなかで、浦和サポーターの皆さんが絶対に離れていかないように。ピッチ上もそうですし、我々クラブがみなさんにお伝えしていく。そういうシーズンにしたい」

構成●サッカーダイジェスト編集部