ブンデスリーガの古豪が窮地に立たされている。過去4度のトップリーグ優勝経験を誇るブレーメンだ。

 現地時間6月20日に行なわれたブンデスリーガ第33節で、マインツに1-3と敗れたブレーメンは勝点28(得失点差はマイナス32)の17位と自動降格圏に低迷。最終節を前に自力での残留の可能性は消滅している。

 残留への条件は、最終節のケルン戦に勝利しても、16位のデュッセルドルフ(勝点30、得失点差マイナス28)がウニオン・ベルリンに勝てば降格が決まる。

 1979-80シーズン以来、クラブ史上2度目のブンデスリーガ2部降格が目前に迫るブレーメン。そんな危機的状況を受け、地元メディアは早くも来シーズンに向けた主力選手たちの去就予測を展開している。

 ブレーメンをこよなく愛し、日頃から地元クラブの情報を発信している『DeichStube』は、「スカッドの未来予想。誰が残り、誰が移籍する?」と銘打った特集記事を掲載。そのなかで、日本代表FWの大迫勇也の動向についても言及した。

 18年8月に当時2部に降格したケルンからブレーメンに加わった大迫。同メディアは、日本代表FWの現在の市場価格が350万ユーロ(約4億2000万円)になると推測したうえで、次のように予想を綴った。

「ユウヤ・オオサコやマルコ・フリードル、ミロシュ・ヴェリコビッチといった選手たちが、2部でプレーするというのは想像できない。彼らに対して適切なオファーが来れば、ブレーメンは手放すべきである」

 ブレーメンの現状について、「これまで以上に降格問題で揺れている。もはや2部に行くことは最も可能性の高いシナリオだ」と綴った『DeichStube』は、「チームには当然、大きな変化が生まれ、誰かは出ていくことになる。そうなれば、1部で緑と白のユニホームを見られるのは最後になるかもしれない」と危機感を募らせた。

 果たして、ブレーメンの降格が決まった時、大迫はいかなる決断を下すのか。その動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部