◆楽天4―0日本ハム(23日・楽天生命パーク)

 日本ハムのドラフト4位・鈴木健矢(22)が公式戦デビューを果たした。楽天戦の8回に3番手で救援した。高々と左足を上げ、サイドから投げ込む変則右腕。曲がり幅の大きいスライダーが最大の武器だ。1死からロメロには二塁打を許したものの、島内、太田を得意球で三振に仕留めた。「自分の自信のあるスライダーで取れたので、そこは自信になりました」。初登板を終え、プロでも戦える実感を口にした。

 登板前は緊張していた。「この6連戦、どこかで行くよとは言われていたので。ずっとブルペンでそわそわしていました」。ベンチからブルペンに8回を任せる指令が来ると、緊張はピークに。トレードマークの度付きサングラスで表情は隠れていたが「震えそうにはなっていました」と振り返った。

 試合には敗れたが、栗山監督は「いろいろ心配していたけど良かったね」と新戦力の台頭を歓迎した。過酷な日程で中継ぎ陣に負担がかかると予想される今季。期待の変則右腕は「今日みたいな負けている場面でも、勝っている場面でもしっかり自分の持ち味を出せるように頑張りたい」と飛躍を誓った。