J1神戸のトルステン・フィンク監督(52)が23日、神戸市内の非公開練習後にオンラインでの取材に応じ、過密日程となる今季を総力戦で乗り切る考えを改めて示した。

 20日には本拠地ノエビアスタジアム神戸でJクラブ(相手非公表)と練習試合(45分×3本)を実施し、全選手が45~67分間プレーしたという。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)について指揮官は「いつも通り良いパスを出して試合の組み立て役をやってもらった。本当に大事な選手」と健在ぶりを強調した。

 ただ、イニエスタは36歳という年齢もあり、フィンク監督は「今季は毎試合出られない」と認め、「チーム全員に頼らなければならない。選手一人一人に自分の最大限を出してもらいたい」とチーム全体の奮起を促した。

 全選手が出場したという20日の練習試合では「選手からすごく良い印象があった」と手応えをにじませた。J1再開初戦の広島戦(7月4日、ノエスタ)への総仕上げとして、今週末にもJクラブと完全非公開で練習試合を行う。指揮官は「シーズンに向けた決意や気持ちが伝わるようなプレーを、自分も出場する実力があるんだという意気込みで、みんなには頑張ってほしい」と大きな期待を寄せた。