「ヤクルト1-4阪神」(23日、神宮球場)

 ヤクルトは打線が4安打と沈黙した。21日の中日戦でも4安打完封負けを喫しているだけに、強力打線の“梅雨入り”か。今季初の連敗で、阪神へ今季初勝利を献上した。

 まずは先発のイノーアが、本来の投球を見せることができなかった。立ち上がりから鼻に詰め物をしての登板となり、何らかの“アクシデント”の中での公式戦デビュー戦となった。初回から高めに浮いたボールを狙われ、マルテに2ランを被弾するなど一挙3失点。六回に連打を浴びての途中降板に終わり、助っ人右腕は肩を落とした。

 「立ち上がり少し甘く入りましたが、徐々に調子をあげてきていたのですが、もう少し粘りの投球をしたかった」

 それでも代わった今季初昇格の中澤が1回1安打無失点、寺島が2回を1安打無失点、長谷川が1回1安打無失点に抑えるなど、負の流れは断ち切ったが、波に乗りきれなかったのは湿りがちの打線の方だった。

 四回まで阪神・青柳に無安打投球され、五回には円陣を組んだ。直後の攻撃で先発に抜てきされた山崎が無死から左中間フェンス直撃の二塁打を放つも、得点にはつながらない。結果青柳に1安打に抑えられ、八回にはスアレスからエスコバーが1安打とわずか2安打の攻撃となった。

 これでヤクルトは今季初の連敗。2試合続けての零封負けで、阪神に並んでの最下位へと転落した。