Jリーグは23日、新型コロナウイルスの影響により約4カ月間の休止を余儀なくされた今季の順位決定方法の変更と賞金の減額を発表した。

順位決定については従来通り勝ち点(勝ち3点、引き分け1点、負け0点)で争う。

並んだ場合に1番目の判定条件として全試合の得失点差で決定する部分もこれまでと同じとなった。

変更されたのはそれ以降の判定条件で、従来は2番目以降の条件は<2>全試合の総得点数<3>該当するJクラブ間の対戦成績(勝ち点、得失点差、総得点数)<4>全試合の反則ポイント<5>抽選だったが、今季は新たに全試合の勝利数の項目も追加し、<2>該当するJクラブ間の対戦成績(※ただし、ホーム&アウェイの2試合を実施済みの場合のみ)<3>全試合の勝利数<4>全試合の総得点数<5>全試合の反則ポイント<6>抽選の順となった。

賞金に関しての主な部分では、J1では優勝賞金3億円が1・5億円、同じくJ2優勝も2000万円が1000万円、J3優勝も500万円が250万円となった。このほか、ルヴァン杯の賞金、リーグ戦終了後に表彰されるフェアプレー賞やリーグMVP、ベストイレブン、最優秀監督賞などの賞金も軒並み半減することになった。減額分については試合開催関連の補填の財源とするという。

また、試合開催可否決定条件についても正式発表した。条件は以下の3項目で<1>エントリー可能な選手の人数が、トップチーム登録(J3リーグに参加するU-23チームについては第2種トップ可。および特別指定選手を含む)の選手14人(ゴールキーパー1人を含む。以下「基準選手人数」という)以上である場合

<2>試合開催2日前の正午時点からエントリー開始時点までの間に基準選手人数を満たない可能性がある場合、当該チームはJリーグに連絡し、試合開催に向けて最大限努力しなければならない

<3><2>の努力にもかかわらず、当該試合の開催が困難であるとJリーグチェアマンが判断した場合、当該試合は中止することができる。

試合へのエントリー可能な選手およびチームスタッフは以下の3条件をクリアする者とし、<1>事前に行ったPCR検査で陰性判定を得ている、またはエントリー資格認定委員会の判断でエントリー可能と認定されていること<2>エントリー時点で体温が37・5度未満であること<3>濃厚接触者の認定や入国制限地域からの入国等により、公的機関から自宅待機等の指示を受けている状態でないこととされた。

このほか、6月27日のJ2再開、J3開幕、7月4日のJ1再開時の全クラブのホーム初戦において、新型コロナウイルス感染症に対して最前線で戦った医療従事者らへの感謝を伝えるセレモニーを、全クラブで実施することも発表。キックオフ前に両チーム、審判団が社会的距離を保ちながら並び、拍手で医療従事者等への感謝を伝えるという。