現地時間6月22日、冨安健洋が所属するボローニャは、セリエA第27節で王者ユベントスをホームに迎え、クリスチアーノ・ロナウドのPKとパウロ・ディバラのビューティフルゴールで0-2と敗れた。

 いつものように右SBとしてスタメンに名を連ね、フル出場した冨安は、試合中に何度かC・ロナウドとマッチアップした。現地メディアは、CR7と対峙した冨安に一定の評価を下している。

『Sport Mediaset』の採点は、5.5点と及第点に至らず。「彼のサイドにはCR7がおり、前半は苦しんだ。後半は良くなったが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は彼にもっとプッシュとパーソナリティーを期待していたはずだ」と、厳しい言葉をつきつけた。

だが、衛星放送『Sky Sport』(寸評なし)や『Calciomercato.com』、翌日の『Corriere dello Sport』紙は及第点の6点をつけている。

『Corriere dello Sport』紙は「C・ロナウドの偽の速さに騙されなかった。前半は優れた能力で彼を抑えた。後半の始まりは良くなく、CR7をあまりに簡単に逃した。その後はコントロール」と、まずまずの評価だった。

『Calciomercato.com』は「おそらくは守備陣でベスト。サイドで走り、チームメートに大きく貢献して苦心した。良いパフォーマンス」と賛辞を寄せている。

 守備陣のみならず、チーム全体でもベストだったと評価したのが、『Tuttomercatoweb.com』や翌日の『Gazzetta dello Sport』紙だ。ともに6.5点とさらに高い採点だった。

『Tuttomercatoweb.com』は「CR7を相手にできるのはうまく立ち回ることだけだ。相手の力を考えれば、それを彼がうまくやったのは確かだ」と、相手がC・ロナウドだったことを考慮して高評価だったようだ。

 また、『Gazzetta dello Sport』紙は、「何度もCR7のフェイントに耐えた。生き生きとし、抜け目なく、(ミッチェル・)ダイクスよりは動かなかったが、攻撃に転じる際は、グラウンダーのボールかどうかにかかわらずアクティブだった。ミスの後にへこまなかったことから、成長がうかがえる」と称賛している。

 結果的にはC・ロナウドにPKながらゴールを許し、チームも敗れた。だが、冨安のパフォーマンスは決して悪くなかったとの見方が少なくないようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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