米大リーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開幕が大幅に遅れている今シーズンを開幕することを発表した。

 (1)7月1日にキャンプ再開(2)健康と安全面の手順を承認する-という2項目を、米国東時間午後5時(日本時間24日午前6時)までに選手会が了承することが条件になる。

 同日、オーナー会議で匿名の投票を行なった結果、機構は「選手会が、マンフレッド・コミッショナーとクラーク選手会専務理事がつくり上げてきた基本的な外枠を拒否したことを遺憾に思います。(中略)試合日程を決めるために、選手会には7月1日までにキャンプに参加できるかどうか、公式戦、プレーオフを通じて健康安全面の手順を了承するかを明日の午後5時までに答えて下さい」と声明を発表した。

 選手会が了承すれば、7月24日前後に開幕し、公式戦60試合を予定。両リーグでDH制採用となりそうだ。

 新型コロナ感染拡大で開幕が長期延期となり、オーナー側と選手会側の交渉が難航。オーナー側が試合数換算による年俸の全額給与を保証した「60試合案」を提示後、選手会は「70試合案」を出したが、オーナー側が拒否。同日先立って行なわれた選手会理事会の投票では、投票者38人中、33人が「60試合案」に反対、賛成5人と圧倒的多数で否決され、選手会は「広範囲に及ぶ健康、安全面の手順を総括し、キャンプ再開とシーズンの日程について、機構からの声を待つことにしました。我々は改正案での合意を願ってきましたが、これまで通り、契約に基づき、ファンと試合、お互いのためにフィールドに戻るために最善を尽くします」と声明を発表していた。