昨年のラグビー・ワールドカップ(W杯)で会場になった愛知県豊田市にある豊田ラグビースクールが6月中旬、3カ月半ぶりに練習を再開した。新型コロナウイルスの影響で3月上旬から活動を中断していた。感染防止のため、タックルなどの身体接触が伴う練習はしばらく取りやめるなど、練習風景は様変わりした。「子どもたちの安全が第一」と手探りの状態が続く。

 梅雨の合間の晴れになった20日午前、W杯の会場・豊田スタジアムの北側にある矢作川沿いの公園に、ジャージー姿の幼稚園児や小学生、中学生たちが集まった。参加者は2メートルごとの印に従って整列。コーチたちが「周りの人と間隔を空けてね」と注意を促した。

 当初の予定より2カ月以上遅れて開かれた今年度の開校式。横田俊光校長(61)が「やっとこの日が来ました。練習内容は制約がありますが、日常生活を早く取り戻して下さい」とあいさつした。子どもたちの前に並んだコーチたちは皆、マスクをしていた。