<深掘り。>1日も早い野球観戦を-球場周辺の今

#野球場観戦を待ちわびるファンへ 楽天の本拠地楽天生命パーク宮城はパ・リーグで唯一、本拠での全面天然芝を採用している。 開幕延期中も懸命な管理作業を続け、23日の日本ハム戦で本拠地開幕戦を迎える。寒冷地でたくましく根を張る緑。「球場周辺の今」とあわせてルポする。

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◆芝のデザイン 色合いの違いは、芝が倒れる方向の違いから生まれる。見る方向に向かって手前側に倒れている部分は青々とした緑、奥側に倒れている部分は薄い黄緑色に見える。見る方向によって濃淡が変わる。天候、時間、状態によっても“顔”は変化する。

選手のプレー環境を第一義に置く。外野の守備位置から見て、横にラインが入るとボールがぶれて見える。選手の声を反映し、ホーム側から外野定位置へ向かって刈り目をつけた。

芝の長さにもこだわる。全て均一に刈られるが、成長速度の違いが出る季節によって、長さが違う。東海林さんは「長くて22ミリ、短くて17ミリ。ケンタッキーブルーグラスは春と秋が一番生育が適しています。その時期に刈り高を短くすることによって、1本1本の本数が増える。あまり伸びない時期はちょっと長めに設定します」。試合開催日はボールの転がりを速め、ゴロ処理を容易にするため、比較的短めに設定される。