スポーツのキャンプや合宿にも新型コロナウイルスの影響が出た。宮崎県がまとめた2019年度の県外からのキャンプなどの受け入れ実績によると、団体数は1017団体(前年度比23・8%減)、参加人数は2万4883人(23・4%減)、延べ参加人数は16万3839人(15・4%減)だった。新型コロナの影響で、学生や社会人などアマチュアスポーツ合宿が集中する3月は前年比162団体減った。

 団体数の減少幅は、熊本地震の影響を受けた16年度の8・3%減を大きく上回った。実績調査は1993年から実施。団体数は、おおむね右肩上がりで推移してきたが、昨年度は過去27回の調査で上から13番目の低さだった。

 1~3月の春季キャンプ期間に焦点を当てると影響は顕著になる。団体数は282団体(前年度比35・3%減)で27回のうち25番目、参加人数は7403人(37%減)で24番目、延べ参加人数は7万3478人(25・7%減)で15番目の低さだった。

 ただ、福岡ソフトバンクホークスなど多くのプロ野球チームがキャンプを実施した2月はコロナの影響が少なかったため、観客数は82万7778人で3・4%の減少にとどまった。全国ネットのテレビ放映時間や新聞掲載の状況をCM・広告料金に換算して算出する経済効果も124億4400万円と減少幅は5・5%だった。(菊地洋行)