「巨人7-1阪神」(21日、東京ドーム)

 粘投が実った。巨人の新外国人・サンチェスが来日初先発し、5回2/3を1失点で来日初勝利。「まだまだ納得できる内容ではないが、いい方向に向かっている。点を取ってくれた野手に感謝している」と喜びをかみ締めた。

 これまでの迷走から立ち直り、らしさを取り戻した。初回、近本に先頭打者弾を浴びたが、以降は走者を出しても本塁を踏ませなかった。最速154キロの直球に多彩な変化球で阪神打者を料理した。

 6月の練習試合は2試合で7回2/3を投げ、計10失点。打者との感覚を養うため、18日の3軍戦に登板して18球を投げた。異例の中2日でこの日に臨み、きっちり修正してきた。

 「日本での開幕、新鮮な気持ちで挑んでいきたい」。菅野との2本柱として期待を受ける昨年の韓国リーグ最多勝右腕が上々のスタートを切った。