6月21日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンク対千葉ロッテの第3回戦は、5対1で千葉ロッテが勝利。投打かみ合った試合運びで開幕カード勝ち越しを決めた。

 

 福岡ソフトバンクの先発は二保旭投手。2回表に無死1,2塁のピンチを招くと、続く中村奨吾選手の打席で頭部に死球を与え、危険球退場に。この緊急事態でリリーフとしてマウンドに上がったのは、ルーキーの津森宥紀投手。緊急登板、かつ無死満塁という異例のプロ初登板を迎えた。

 持ち味の強気なピッチングと、サイドスローから放たれる150km/hに迫るストレートで7番・井上晴哉選手を追い込んだものの、フルカウントからの8球目を完璧に捉えられバックスクリーンに1号満塁弾を浴びる。

 頼もしい援護を受けた千葉ロッテ先発の美馬学投手は2回裏、松田宣浩選手に今季初安打となる適時打を浴び1点を失ったが、以降は追加点を許さず。昨季防御率1.97と抑え込んだ福岡ソフトバンクに今季も相性の良さを発揮し、5回7安打9奪三振1失点の内容で勝利投手の権利を持って降板した。

 リードする千葉ロッテは6回表、福岡ソフトバンク4番手・高橋礼投手から2死1,2塁のチャンスを作り、1番・荻野貴司選手のタイムリーで1点を追加。点差を4点に広げると、6回裏から2イニングをチェン投手、8回裏を東條大樹投手、9回裏を小野郁投手とつなぎ、5対1で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは先発の美馬投手がピンチを招きながらも、要所を締めるピッチングで序盤のリードを守り、移籍後初白星を挙げた。一方の福岡ソフトバンクは、千葉ロッテを上回る9安打を放ったものの、チャンスであと一本が出ず。2015年以来5年ぶりとなる開幕カードの負け越しとなった。

  123456789 計 ロ 040001000 5 ソ 010000000 1 ロ ○美馬学-チェン・グァンユウ-東條大樹-小野郁 ソ ●二保旭-津森宥紀-川原弘之-高橋礼-泉圭輔 文・小野寺穂高