「イースタン・リーグ、日本ハム3-1巨人」(20日、鎌ケ谷スタジアム)

 イースタン・リーグの開幕戦を迎えた巨人は打線が3安打に封じ込まれ敗戦。阿部2軍監督の初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 いきなり出ばなをくじかれた。先発のディプランは初回、先頭の平沼に初球を弾き返され右翼線への二塁打。その後2死までこぎ着けたが、育成の5番・海老原に適時中前打を浴び、先制を許した。三回にも海老原にバットを折りながらも中前にまたしても運ばれ、計3失点。「自分の期待通りのピッチングではありませんでしたが、ゲームは作れたと思います」と振り返るも、6四死球と制球が安定せず、ランナーがたまったところで痛打を食らった。

 打線も力がなかった。四回に2番・若林が「内甘に目付して、カット系を狙っていました」と先発・上沢のカットボールを捉え反撃の右翼ソロを放ったが、長打はそれだけ。上沢、生田目らに散発3安打に封じ込まれた。阿部2軍監督は試合後、「1軍に行ったらああいうピッチャーと対戦するのが当たり前になってくるし、いい経験をした中に悔しさを持って明日につなげてほしいなと思います」と前を向いた。

 一方で1軍は19日の開幕戦で史上初の通算6000勝を達成。テレビで観戦したという指揮官は「とてつもなくすごい数字だと思いましたね」と偉業を喜んだ。1人でも多くのヤングGを1軍の舞台へ。「1年間やって1人でもこの子は成長したと目に見えて皆さんに分かるようにできればいいと思います」と決意した背番号80は明日からもヤングGとともに汗を流す。