◆JERAセ・リーグ公式戦 DeNA5―10広島(20日・横浜)

 DeNAが、前日(19日)の開幕戦に続く逆転負けで、2連敗を喫した。

 序盤の主導権を握ったのはDeNAだった。来日初登板初先発だった新外国人の右腕・ピープルズが好投。何度も得点圏に走者を背負いながら、先取点を与えることなく6回まで鈴木誠に浴びた一発のみの6安打7奪三振、1失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りて、試合を作った。

 打線は4回に伊藤光の右前適時打で先取点。5回には2年連続本塁打王のソトが、左翼席上段の看板「ありあけハーバー」に直撃する特大の1号2ランを放ち、リードを広げた。「チョーーースゴイ! スライダーをしっかり前で捉えることができました」と興奮気味に振り返るほどの、圧巻の一発だった。

 3―1と2点リードだった7回からは、継投策。7回は選手会長の左腕・石田が登板も、西川に適時二塁打を浴びて1点差に迫られた。守護神・山崎につなぐべく8回には前日に続いて三嶋がマウンドに。だが、2死一、二塁で代打・長野に2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。さらに4番手・平田が、鈴木誠にこの日2発目となる満塁弾を被弾。1イニングで7点を失い、リードを守ることが出来なかった。

 本来、8回のセットアッパーはエスコバーやパットンが候補だったが、ともにベンチにいなかった。エスコバーは5人の外国人枠に入れず2軍調整中。パットンは1軍登録されているが、ベンチ入り外国人枠が4人のため、ピープルズ、ソト、ロペス、オースティンが入ったためこの試合ではベンチに入っていなかった。オースティンは右肘の張りでスタメンを外れ、代打での起用。パットンではなく、オースティンをベンチ入りさせたことが、結果としては裏目となってしまった。

 ▽ピープルズ(6回1失点も初勝利ならず)「試合の入りから腕が振れ、感触は良かったです。初回は球数が多くなり苦しい立ち上がりとなりましたが、伊藤のリードのおかげで修正することができました。また、守備にも助けらえ、6回を1失点で抑えることができました。今日の登板で課題が見つかったので、次回登板までにしっかり修正して臨みたいです」