最速151キロのプロ注目右腕・立命大の有村大誠投手(4年・秀岳館)が20日、京都市内の野球部グラウンドで練習を行い、報道陣の取材解禁に伴い改めてプロ入りへの決意を示した。新型コロナウイルスの影響で4月3日から活動停止。6月13日から活動を再開した中、5キロ近い増量に成功したことに加え、ツインズ・前田健太投手の動画から得たヒントを、今後に生かしていく。

 「(プロは)僕の小さいころからの夢なので。そこをスタートラインにしたいので、そこから活躍していくというまでが夢ですね」

 夢に向け、2カ月以上の活動停止期間をムダにしなかった。可能な範囲でウエートに取り組み、食事にも気を配って増量。「でかくなりました。前が85から87キロぐらいで、今は食べて90キロぐらいまでいきました。いい感じに大きくなれました」。さらに空いた時間には動画でプロ野球選手のプレーなどをチェック。その中で、特にツインズ・前田の動画を繰り返し見たという。

 「ここの使い方はどうしてるんやろう、とか思ったらいろいろな人のを見てやってました。(特に)前田さんとかですね。インスタで、フォームとかを載せられていたので」

 13日の活動再開後、前田の動画をヒントにした動きを取り入れながら、2度ほどブルペン投球も行ってきた。「股関節とか体重移動のところを参考にさせてもらおうかと思って。そこをコマ送りしながら研究させてもらいました。動き方だけを参考にしている感じです。(見た目が)変わってるとかはないと思いますね。やってみて合わなかったやめようと思ってましたが、今はまだ取り入れられるかなと」と感触は上々。向上心は絶えない。

 関西学生野球連盟の春のリーグ戦は8月9日に開幕予定。この日はキャッチボールなどで調整。プロ入りに向けてアピールの機会は限られているが、昨年まで共にプレーして、開幕ローテ入りが決まったDeNAのドラフト2位・坂本の存在も発奮材料だ。「うらやましいですし、さすがやなと思います」。プロの世界に足を踏み入れた先輩の存在も、刺激となっている。

 また、有村と共にプロ注目の栄枝裕貴捕手(4年・高知)と最速149キロ右腕の山梨智也投手(4年・静岡東)も練習を行った。栄枝は「(リーグ戦で)目立った成績を残したい」と話し、山梨は「150キロを突破したいですしプロに入りたい」と力を込めていた。