NHK総合で20日、プロ野球「ヤクルト-中日」(神宮)を生中継した。新型コロナウイルスの影響で19日に今シーズンが開幕したが、同局の生中継は20日が初めて。

 この日は野球評論家・梨田昌孝氏がリモート解説。視聴者からの「監督にとって無観客での試合はどんな難しさがありますか」という質問に答える形で「東日本大震災の時にオープン戦であったんです。非常に難しいというか、声が聞こえすぎてしまう。ベンチでボヤキ的なこと、選手の入れ替えとかも聞こえてしまう。特にドーム球場では聞こえてしまう」と説明した。

 球場で解説した和田一浩氏も「本来ならヤジも出しやすいが、なかなかヤジは飛ばしにくくなっていると思う」と、ヤジの声が鮮明に通ってしまうことを指摘した。NHK・伊藤慶太アナウンサーは「私も放送中に、ヒヤヒヤする声が聞こえてきたらどうしようかと思ったりしましたけど」と、ヤジの内容によっては放送に入ると困るものがあると明かした。「選手たちの話を聞いても、お客さんのいない中での試合徐々に慣れてきたという声も聞かれました」と、無観客試合の受け止め方について伝えた。