「DeNA1-5広島」(19日、横浜スタジアム)

 鋭い打球が右翼線へと転がっていった。広島・西川が貴重な勝ち越し打となる適時二塁打を放ち、今季初安打&初打点をマークした。

 五回、大瀬良の中前打で同点に追いつき、2死一、二塁で今永と対峙(たいじ)した。

3ボールから外角の直球を見逃して迎えた5球目。真ん中高めに浮いた136キロのカットボールに若干泳がされながらもヘッドをしっかりと残して引っ張った。打球はジャンプした一塁・ロペスの頭上を越え、「得点圏で一本出てよかった」と頬を緩めた。

 昨季、打率・412(17-7)と好相性の左腕を攻略。「いいイメージはなかったが、数字はいい。早めに降ろせてよかった。自信を持って勝つことに徹した」と胸を張った。

 17日には大阪府出身の一般女性(25)と入籍することを発表。最愛の相手とともに歩む新シーズンは幸先のいい船出となった。

 昨季は打率・297を記録し、本塁打16本。V奪還に向けて中軸を担い、4番・鈴木誠と並ぶ得点源になることが期待される左のヒットメーカーは打率3割、本塁打20本を目標に掲げる。「いい形で勝てた。開幕ダッシュができたらなおいい」と締めくくった背番号63は全力で駆けていく。