「ソフトバンク2-1ロッテ」(19日、ペイペイドーム)

 ロッテは踏ん張りきれなかった。熱い接戦の結末は、延長十回の痛いサヨナラ負け。井口監督の2020年は、悔しい黒星スタートとなった。

 意地は見せた。0-1の九回2死一、二塁。中村奨が執念で中前に運び、土壇場で試合を振り出しに戻した。「何とか追いつくことができて良かった。ピッチャーが頑張ってくれていたので」。殊勲打を放った直後の中村奨は、球団広報を通じて気迫のセリフを口にした。

 石川は6回を2安打無失点の快投を披露するなど投手陣は奮闘した。井口監督は「ピッチャーは石川を含めて頑張った」とねぎらった。投手陣のためにも援護したかったが、打線が奮起できなかった。

 相手と同じ7安打を放ちながら、拙攻が続いてわずか1得点。「打線が援護しないと今日みたいな試合は勝てない」。指揮官は厳しい表情を浮かべて、嘆くしかなかった。開幕戦で敗れたのは痛いが、気持ちを切り替えて2戦目に臨む。