ブラジルのボタフォゴに所属する本田圭佑は6月17日から18日にかけて、自身のツイッターを更新し、以下のような2つの投稿を行なった。

「来週リーグを始めても良いのだろうか?」

「6月16日、ブラジルでは、感染者:34918人。死者:1282人。私たちがリーグを再開する論理的な理由を知りたいと思っています」

 この投稿にブラジル在住のフォロワーたちから以下のような多数のコメントが寄せられた。

「Sorry Honda」
「あなたは決して間違っていません!!」
「パンデミックの間にトーナメントを再開する論理的または、正気な理由は絶対にありません」
「こんな大惨事のなかだが、ボタフォゴに留まってくれ!」
「この国はめちゃくちゃです、すみません」
「悲しいけれど、この国は長い間混乱し続けています」
「ホンダはブラジルに足を踏み入れて以来、何も悪いことをしていない」
「選手がそのような勇気ある立場をとることに満足しています」
「その数字だけで説明の必要がないはずですけど、残念ながら更に説明をしても理解してくれない人達がいます」
「本田選手もボタフォゴと同じ考えなのは理解しました。私も同じ気持ちです」

 未だに被害が甚大なブラジルにあって、ボタフォゴが本拠を置くリオデジャネイロ市は、感染状況がある程度落ち着いたとして、16日にスポーツ再開許可を発表している。

 またリオデジャネイロ州サッカー連盟は17日、リオ市長を交えた各クラブ代表との会合で、新型コロナウイルス流行のため3月半ばから中断していた州選手権(カンピオナート・カリオカ)を18日に条件付きで再開することを正式決定した。試合はリオ市内の3つのスタジアムで行ない、観客は入れない。ベンチ内のマスク着用が義務づけられ、ボールにキスしたりすることは許されないなどの感染対策が取られるようだ。

 その一方で、本田圭佑が所属するボタフォゴは再開に反対の立場。ボタフォゴ幹部は同日、地元ラジオで所属選手ら5人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことを明かし、チーム練習も行なっていないという。さらにボタフォゴは、選手のコンディション調整も不十分だと主張し、再開には最低2週間の延期を要求している。

 本田が疑問に感じるのも尤もだろう。しかし、現地時間18日にはバングー対フラメンゴのカードでカンピオナート・カリオカは再開し、ボタフォゴは22日にカボフリエンセ戦をホームで戦う予定となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部